空知らぬ虹の解放区/秀章,綾歌リュウイチ

- 作者: 秀章,綾歌リュウイチ
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2012/05/18
- メディア: 文庫
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まず、率直な感想から入りたいけど、単純にとても面白かった!!
舞台は、キリスト教……かどうかはわからんがw、所謂ミッション系の小中高一貫の学園。教義によるモラルと厳しい規律に、ある意味で社会から切り離された学園。そういう環境だからこそ生まれた組織、学園側としての風紀委員会、レジスタンスとしての脳内解放区、闇の組織としての与会。三竦のように引いて引かれる組織バトルに、個人の思惑が絡む。いやー面白かった。
しかも、最後の最後でさらに仕掛けられそのまま引き。気になりすぎるわ!w
Chapter9にきて(Chapter9のあとはEpilogue)タイトル『ここまでがほんのプロローグ』てのは伊達じゃないんだなとw これは作者さんの思うまま、きっちり最後まで走り切って欲しいなー。
気になったキャラとしては、光武悠。ショタかわいいブヒイイイだけでなく、彼の性癖が素晴らしいw 個人的にはあと一歩踏み込んで欲しかったところではあるがw 特に210頁の台詞。具体的に言及するのは避けるがw
主人公の変容も見ていて楽しかった。自分のことを振り返ってみても、偏見をなくしていくことは人間的な成長に繋がるてのはあるよなーと。まぁ歳喰って丸くなっただけとも言えるがw
また、このお話は主人公は軒原兄弟らしく、次は弟である辰巳が活躍するということで、それはまた違った風味になりそうで楽しみ。
あとは挿絵の綾歌リュウイチさん。すごくイイ。いい意味でとてもこなれていて、既にある程度キャリアのある方かと思ったが、検索しても情報が全然出てこないw 新人さん、ということでいいのだろうか。これまでの絵とかすごく見たいので、誰か情報あれば教えてくださいw